色名辞典(和色・洋色・宝石色)
41色(和色28・洋色8・宝石色5)の由来・HEX・使い所を一覧で確認できます。
日本の伝統色(和色)28種、 欧米由来の洋色 8種、宝石名に由来する宝石色 5種、合計41色を、由来・使い所・HEX/RGB/HSL値・関連色とともに掲載しています。 ハンドメイドの色指定・染色・デザインの参考に。HEX値は慣用値で、厳密な色再現が必要な場合は印刷/染色のサンプルチップで確認してください。
HEXコードから色名を逆引き
手元のHEXコードを入れると、収載色の中から近いものを色差の小さい順に挙げます。
- RGB
- 76, 108, 179
- HSL
- 221°, 40%, 50%
- L*a*b*
- 46.3, 10.1, -41.2
この色に近い収録色(色差の小さい順)
最も近い群青色ぐんじょういろ和色・#4C6CB3/ほぼ同じ色ΔE0.0瑠璃色るりいろ和色・#1F4B8A/やや離れているΔE
14.4桔梗色ききょういろ和色・#6A4C9C/やや離れているΔE
21.7紺色こんいろ和色・#223A70/やや離れているΔE
22.2サファイアブルーさふぁいあぶるー宝石色・#0F52BA/やや離れているΔE
23.9
※ 色差は CIELAB 空間でのユークリッド距離(CIE76 の ΔE*ab)です。 単純なRGBの距離だと暗い色同士の差が実際より大きく出るため、見た目に近い尺度を使っています。 目安として ΔE が 2.3 を下回るとほぼ同じ色、25 を超えると別の色として扱われます。
和色
28色日本古来の伝統色。染料・自然物に由来し、平安〜江戸期に名が定着した色が中心。
洋色
8色欧米由来の慣用色名。化学染料・地名・素材名から命名されたものが多い。
宝石色
5色宝石の色合いに由来する慣用色名。ハンドメイド・ジュエリーの色指定で使われる。
使い方
- カテゴリ別の色見本から気になる色を選びます(タップで詳細)。
- 詳細ページで色の由来・使い所・HEX/RGB/HSL値・関連色を確認できます。
- 関連色のリンクから、似た色相・トーンの色をたどって配色のヒントを得られます。
- 手元の色のHEXコードから色名を逆引きしたいときは、下の検索窓に貼り付けてください。
解説
和色は染料・自然物の名前で生まれた
日本の伝統色の多くは、染料(紅花=紅、茜草=茜色、藍=紺)や自然物(桜=桜色、藤の花=藤色、鳶の羽=鳶色)に由来します。色名そのものが季節・植物・動物への観察眼を反映しており、和歌・物語にも頻繁に登場します。平安期に位の高い人物の装束色(禁色)として制度化された色も多く、色名が文化史と結びついている点が和色の大きな特徴です。
「四十八茶百鼠」と江戸の流行色
江戸期に発布された奢侈禁止令で、町人は派手な色を着ることを制限されました。その結果生まれたのが「四十八茶百鼠(しじゅうはっちゃひゃくねず)」と呼ばれる、微妙に異なる無数の茶色・鼠色のバリエーションです。鳶色・利休鼠・小豆色・納戸色など、本辞典に収載した渋い色名の多くはこの時代に定着しました。
洋色は化学染料・地名・素材名から
欧米の慣用色名は、19世紀の化学染料の発展や地名・素材に由来するものが多く、バーガンディ(ブルゴーニュ地方のワイン)、カーキ(ヒンディー語の「土埃」)、テラコッタ(イタリア語の「焼いた土」)などが代表例です。CSS Color Module(W3C仕様)には英語の標準カラーキーワードが定義され、Webデザインでも基本色として使われています。
HEXコードから色名を逆引きする
デザインデータやスクリーンショットから拾ったHEXコードだけが手元にあり、その色の名前が分からないことがあります。 ページ下部の逆引き検索にHEXを貼り付けると、収載色の中から色差の小さい順に候補を出します。 比較には単純なRGBの距離ではなくCIELAB空間の色差(ΔE*ab)を使っています。 RGBの距離で比べると暗い色同士の差が実際より大きく出てしまい、見た目の近さと順位がずれるためです。 目安として ΔE が 2.3 を下回ればほぼ同じ色、25 を超えると別の色として扱われます。
HEX・RGB・HSL の使い分け
HEX(例: #FEF4F4)は Web/CSS で最も普及する 16進表記、RGB(赤緑青の0〜255)はディスプレイ・印刷でも使う基本表記、HSL(色相・彩度・明度)は色相環ベースで色を直感的に調整できる表記です。本辞典では各色詳細にこの3形式すべてを併記し、配色作業のしやすさを優先しています。
よくある質問
和色と洋色はどう違う?
和色は日本古来の伝統色で、植物染料(紅花・茜・藍)や鉱物顔料(朱・群青)、自然物(桜・藤・鳶)に由来する名前が中心です。洋色は欧米由来の慣用色名で、化学染料・地名・素材名から命名されたものが多く、ベージュ・テラコッタ・バーガンディ・カーキなどが代表例です。
「四十八茶百鼠(しじゅうはっちゃひゃくねず)」とは?
江戸期の奢侈禁止令で華美な色が制限された結果、町人文化のなかで茶色・鼠色を中心に微妙に異なる無数のバリエーションが生まれた現象を指す言葉です。鳶色・利休鼠・小豆色・納戸色など、本辞典に収載した色名の多くがこの時代に定着しました。
HEX値は公式に決まっている?
JIS Z8102「物体色の色名」に収載されている色は公式値が定められていますが、それ以外の伝統色は「慣用値」で、参考資料により ±5〜10 のばらつきがあります。本辞典は読み物用途のため、Wikipedia 等で広く使われる慣用値を採用しています。厳密な色再現が必要な場合は印刷・染色のサンプルチップを使うのが確実です。
色の3属性「色相・明度・彩度」とは?
色相(Hue)は赤・黄・青などの色味、明度(Lightness)は明るさ、彩度(Saturation)は鮮やかさの度合いです。HSL 表記はこの3属性で色を表現する形式で、本辞典の各色ページに HEX/RGB と並べて記載しています。
ハンドメイドで色を組み合わせる時のコツは?
ベース色・サブ色・アクセント色を 70:25:5 程度の比率にすると統一感が出ます。和色同士はトーン(明度・彩度)を揃えると上品に、洋色との組み合わせは「桜色×アイボリー」「瑠璃色×ベージュ」のように差の少ない色を組むと自然に仕上がります。
出典
- Wikipedia『日本の伝統色』『JIS慣用色名』
- JIS Z8102「物体色の色名」(収載色のみ公式値)
- DIC『伝統色見本帳』(日本の慣用色を業界で使われる値で参照)
- W3C CSS Color Module Level 4(洋色の標準カラーキーワード)
公開日: 2026-05-28 / 更新日: 2026-09-11
関連ツール
家電エラーコード
洗濯機・エアコン・冷蔵庫のエラーコード10件と、コードが分からないときの症状別ガイド14件を収録。原因・自分でできる確認手順・修理を頼む判断ラインまで解説します。
天然石ケア
天然石25種のお手入れ方法を辞典化。石名から水洗い・直射日光・超音波洗浄・塩の可否、ケアのコツ・保管方法・FAQがわかります。誤った扱いによる変色・退色・割れの防止に。
誕生石辞典
1月〜12月の誕生石31種を、色・伝統的な意味・由来・贈り方のコツとあわせて解説。石の名前から誕生月を引ける逆引き一覧つきで、月ごとに複数ある石もまとめて分かります。
天然石 名前由来
天然石20種の和名・英名・別名・名前の語源・歴史的背景・色・産地・鉱物グループを事実ベースで解説。お手入れナビ・誕生石辞典と相互リンク。