カーキ
かーき
Khaki
カーキはヒンディー語で「土埃・土ぼこり」を意味する「khak」が語源で、19世紀インドに駐留したイギリス軍が、目立たない軍服色としてこの色を採用したことで世界に広まりました。本来は黄土色寄りの茶色で(CSS の「khaki」は #C3B091)、現代日本では緑味を帯びた茶色(オリーブグリーン寄り)を指す傾向もあり、ミリタリー・アウトドアファッションの定番色です。色名の使われ方が国・時代で揺れる典型例で、商品の「カーキ」が指す色は文脈で確認するのが安全です。
なぜ「カーキ」という名前なの?
ヒンディー語・ペルシャ語で「土埃(つちぼこり)」を意味する語に由来する色名です。もともとは土色に近い黄褐色を指しました。
19世紀のイギリス軍がインドで軍服に採用したことから世界に広まった、軍装由来の色名です。
カーキの歴史と作り方
19世紀半ば、インド駐留のイギリス軍が目立たない軍服の色として土色の生地を採用し、これがカーキと呼ばれました。以後、各国の軍服に採用され、迷彩の考え方の先駆けとなります。
日本では戦時中の軍服の色として知られ、そのため戦後しばらくは避けられた時期もありました。現在はファッションの定番色です。
こんな場面で使われる
- ミリタリーファッション
- アウトドアウェア
- ナチュラル系インテリア
- 落ち着いたベース色
ミリタリー系ファッション、アウトドア用品、作業着に使われます。汚れが目立ちにくい実用性から、ワークウェアでも定番です。
黒や生成りと合わせると落ち着いた配色になり、オリーブグリーンと組み合わせるとミリタリー感が強まります。
カーキに合う色・配色のコツ
黒や生成りと合わせると落ち着いた配色になります。オリーブグリーンと組み合わせるとミリタリー感が強まり、白を差すと軽やかになります。
同系のベージュや茶と重ねると自然なグラデーションが作れます。汚れが目立ちにくいため実用衣料でも定番です。
カーキと似た色の違い
日本で「カーキ」というと緑がかった色を指すことが多いのですが、本来は黄褐色(土色)です。緑寄りの色は正確にはオリーブドラブにあたります。
この用法の違いは日本特有で、海外では黄褐色を指すのが一般的です。ベージュより暗く彩度が低い色です。
よくある質問
「カーキ」が緑系か茶系か揺れるのはなぜ?
本来のカーキは黄土色(茶系)ですが、第二次大戦以降の米軍のオリーブドラブ色服装が「カーキ」と通称されたことで緑系のイメージも広まりました。日本の量販店でも両方の色を「カーキ」と呼ぶことが多いため、商品ごとの色味確認が重要です。
カーキは緑ですか、茶色ですか?
本来は黄褐色(土色)です。日本では緑がかった色を指すことが多いのですが、これは日本特有の用法で、緑寄りの色は正確にはオリーブドラブにあたります。
カーキの語源は何ですか?
ヒンディー語・ペルシャ語で「土埃」を意味する語に由来します。19世紀のイギリス軍がインドで目立たない軍服の色として採用したことから、世界に広まりました。
なぜ軍服にカーキが使われたのですか?
土や砂の色に近く、乾燥地帯で目立ちにくかったためです。それまでの派手な軍服に代わり、身を隠す実用性を優先した結果で、現代の迷彩の考え方の先駆けとなりました。
カーキに合う色は?
黒や生成りと合わせると落ち着いた配色になります。オリーブグリーンと組み合わせるとミリタリー感が強まり、白を差すと軽やかになります。
日本と海外でカーキの意味が違うのはなぜですか?
日本では緑がかった軍服の色(オリーブドラブ)をカーキと呼ぶ習慣が広まったためです。本来のカーキは黄褐色を指すため、海外の製品を購入する際は色の認識が異なる点に注意が必要です。
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一覧へ →更新日: 2026-08-13