ルビーレッド
るびーれっど
Ruby red
ルビーレッドは7月の誕生石として知られる宝石「ルビー」の、青味を帯びた鮮やかな深紅色です。クロム由来の色味で、最高級のルビーは「鳩の血(ピジョンブラッド)」と呼ばれる深い赤を持ちます。和色の紅・茜色と比べると、より高彩度で輝きのある赤として表現されます。ハンドメイドジュエリーの色指定、情熱・華やかさの象徴、ワインや口紅の色見本など、印象的な赤を表したい場面で選ばれる色です。ルビーレッドは、赤の中でも「深さ」を表す色名として機能します。単に鮮やかなだけの赤ではなく、透明感と濃さを併せ持つ印象を伝えられるため、化粧品や飲料のパッケージで、質の高さを示す語として重宝されています。
なぜ「ルビーレッド」という名前なの?
宝石のルビーの色にちなむ色名です。深く鮮やかな赤を指します。
ルビーはコランダムという鉱物の赤色変種で、クロムによって発色します。ルビー特有の、わずかに青みを含んだ濃い赤が色名として定着しています。
ルビーレッドの歴史と作り方
ルビーは古くからインドで「宝石の王」と呼ばれ、最高位の宝石とされてきました。ミャンマー産の濃赤は「ピジョンブラッド(鳩の血)」と呼ばれ、最高品質の代名詞になっています。
色名としてのルビーレッドは、この深く濃い赤を指す慣用色名として使われています。
こんな場面で使われる
- 宝飾品・アクセサリーの色指定
- 情熱・華やかさの表現
- 7月の誕生石色
- ワイン・口紅の色見本
ジュエリーデザイン、化粧品、高級感を演出するパッケージに使われます。強い訴求力を持つため、面積を絞ってアクセントに使うと効果的です。
金や黒と合わせると格調が高まります。
ルビーレッドに合う色・配色のコツ
金や黒と合わせると格調が高まります。白と組み合わせると鮮やかさが際立ち、生成りと合わせると柔らかくなります。
彩度が高く訴求力が強いため、面積を絞ってアクセントに使うのが基本です。同系の紅やバーガンディと重ねると赤の濃淡が作れます。
ルビーレッドと似た色の違い
紅(くれない)は和色で、ルビーレッドに近い青みを帯びた深い赤です。バーガンディはより暗く紫みが強く、朱色は橙寄りで明るくなります。
カーマインはルビーレッドに近い鮮やかな赤を指す洋色です。和色の緋色(ひいろ)はルビーレッドより橙寄りで明るく、深紅(しんく)はより暗く沈みます。
赤系は色名が非常に多いため、用途に応じて色見本で確認するのが確実です。
よくある質問
ルビーレッドはどんな赤ですか?
わずかに青みを含んだ、深く鮮やかな赤です。宝石のルビーの色に由来し、朱色のような橙寄りの赤とは対照的な位置にあります。
ピジョンブラッドとは何ですか?
ミャンマー産ルビーの最高品質を指す呼び名で、鳩の血のような濃く鮮やかな赤を意味します。宝石の評価用語であり、色名としても最上級の赤の代名詞として使われます。
和色の紅との違いは?
かなり近い色です。どちらも青みを帯びた深い赤ですが、紅は紅花染めという染料に由来し、ルビーレッドは宝石に由来する点で成り立ちが異なります。
ルビーレッドに合う色は?
金や黒と合わせると格調が高まります。白と組み合わせると赤の鮮やかさが際立ち、面積を絞ってアクセントに使うと訴求力を発揮します。
ルビーレッドとカーマインは違いますか?
近い色ですが由来が異なります。カーマインはコチニールカイガラムシから採る色素に由来する鮮やかな赤で、ルビーレッドは宝石の色に由来します。カーマインのほうがやや明るい傾向があります。
この色の名前の由来になった石
「ルビーレッド」は天然石「ルビー(紅玉)」の色に由来する色名です。石そのものの語源・歴史や、 水洗いの可否を含むお手入れ方法は次のページで解説しています。
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一覧へ →更新日: 2026-08-13