モスグリーン
もすぐりーん
Moss green
モスグリーンは湿った場所に生えるコケ(moss)の、灰味と黄味を帯びた渋い緑色を指す色名です。鮮やかさを抑えた深い緑のため、アウトドア・ミリタリーファッション、ナチュラル系インテリア、アースカラーの定番色として広く使われます。日本の常磐色や抹茶色と近い色相ですが、モスグリーンはより黄味・灰味が強い洋色の落ち着いた緑として位置づけられます。モスグリーンは、自然に溶け込むという機能から生まれた実用の色です。アウトドアや軍装で採用されたのは、景観に馴染んで目立たないという特性のためでした。この機能性が、そのまま落ち着いたデザイン性としても評価されています。
なぜ「モスグリーン」という名前なの?
コケ(moss)の色にちなむ色名です。黄みを帯びた暗くくすんだ緑を指します。
日陰の湿った場所に生えるコケの、落ち着いた深い緑を写した命名で、自然物の色をそのまま色名にした洋色の一例です。
モスグリーンの歴史と作り方
モスグリーンは19世紀後半から色名として使われるようになりました。ミリタリーウェアやアウトドア用品の色として広まり、自然に溶け込む実用的な色として定着しています。
日本でも苔(こけ)は庭園文化と結びつき、苔色という和色が古くから存在します。
こんな場面で使われる
- アウトドア・ミリタリー系ファッション
- ナチュラル系インテリア
- アースカラーの配色
- 落ち着いた緑のベース色
アウトドア用品、ミリタリー系ファッション、ナチュラル系のインテリアに使われます。彩度が低く落ち着いているため、広い面積に使っても目に負担がかかりません。
ベージュや生成りと合わせると自然な配色になります。
モスグリーンに合う色・配色のコツ
ベージュや生成りと合わせると自然な配色になります。こげ茶と組み合わせるとアウトドアらしく、黒を差すと引き締まります。
同系の苔色やオリーブグリーンと重ねると緑の濃淡が作れます。彩度が低く落ち着いているため、広い面積でも目に負担がかかりません。
モスグリーンと似た色の違い
苔色は和色で、モスグリーンとほぼ対応する色ですが、やや黄みが強い傾向があります。オリーブグリーンはモスグリーンより黄みが強く明るい色です。
抹茶色はより明るく、常磐色は青みが強くなります。
よくある質問
モスグリーンはどんな色ですか?
黄みを帯びた暗くくすんだ緑です。コケの色に由来し、彩度が低いため落ち着いた印象を与えます。アウトドアやミリタリー系の定番色です。
和色の苔色との違いは?
ほぼ対応する色ですが、苔色のほうがやや黄みが強い傾向があります。どちらもコケの色に由来し、庭園文化のある日本では苔色が古くから使われてきました。
オリーブグリーンとの違いは?
オリーブグリーンのほうが黄みが強く明るい色です。モスグリーンはより暗くくすんでおり、緑みがはっきりしています。
モスグリーンはどんな場面で使いますか?
アウトドア用品、ミリタリー系ファッション、ナチュラル系のインテリアです。彩度が低く落ち着いているため、広い面積でも目に負担がかかりません。
モスグリーンとカーキは違いますか?
本来のカーキは黄褐色なので別の色ですが、日本では緑がかった色をカーキと呼ぶ習慣があるため混同されやすくなっています。モスグリーンは明確に緑系で、コケの色に由来します。
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一覧へ →更新日: 2026-08-13