ニッチッチ
七五三御祝
慶事(何度あってもよいお祝い)

七五三

しちごさん

蝶結び水引 紅白 / 5本熨斗あり
表書き(第一選択)七五三御祝
水引蝶結び・紅白
本数5本
熨斗あり(鮑のし)

七五三は子の健やかな成長を願う日本古来の通過儀礼で、3歳の髪置(かみおき)、5歳の袴着(はかまぎ)、7歳の帯解(おびとき)に由来します。お祝いは「何度あっても良い慶事」のため、蝶結び5本の紅白水引を用い、表書きは「七五三御祝」で年齢を問わず通用します。

年齢別に「賀御髪置」「賀御袴着」「賀御帯解」と書き分ける格式高い表記もあります。贈るタイミングは参拝・写真撮影が集中する11月15日前後に間に合うよう、10月下旬から11月上旬に渡すのが目安です。

表書きの選び方

第一選択七五三御祝
他に使える表書き
御祝祝七五三賀御髪置(3歳)賀御袴着(5歳)賀御帯解(7歳)

水引の選び方と意味

結び方
蝶結び
紅白
本数
5本

子の成長を祝う行事で何度あってもよい慶事として蝶結びを用いる。

渡すタイミング

11月15日前後の参拝・写真撮影に間に合うよう、10月下旬〜11月上旬までに渡す。

金額の目安

祖父母 10,000〜30,000円・叔父叔母 5,000〜10,000円。詳細は家庭差が大きい。

関係性別の詳細 → お祝い金相場辞典

七五三の書き方(表書き・名前・中袋)

表書きも名前も濃い黒の毛筆または筆ペンで書きます。ボールペンや万年筆は略式とされ、正式な場では避けるのが無難です。

上段の中央に表書き、下段の中央にやや小さめの字で贈り主の氏名をフルネームで書きます。連名は3名までが目安で、右から立場の高い順に並べます。

4名以上になる場合は代表者名を書き、その左下に小さく「外一同」と添え、全員の氏名は別紙に書いて中袋に入れます。中袋には表に金額を「金参萬円」のように旧字体(大字)で縦書きし、裏に住所と氏名を書きます。

旧字体を使うのは、後から数字を書き足して改ざんされるのを防ぐためです。

袋の選び方

七五三のお祝いは5千〜1万円程度が中心で、水引が印刷された略式の袋で問題ありません。水引は蝶結び、紅白、5本が基本です。

子どもの成長を祝う行事なので、明るく華やかな袋を選んでも構いません。表書きは「御祝」でも通じますが、「七五三御祝」「祝七五三」と具体的に書くと、何のお祝いか一目で伝わります。

数え年か満年齢かは家庭によって異なるため、日取りは先方に合わせるのが確実です。

よくある間違い

最も多い間違いは、水引の結び方の選択です。一度きりが望ましい祝い事に蝶結びを使ってしまう例が後を絶ちません。

蝶結びは何度でも結び直せるため繰り返してよい祝い事に、結び切りはほどけないため繰り返さないほうがよい事柄に使います。次に多いのが、袋と金額が釣り合っていないケースです。

豪華な袋に少額を入れると、開けた相手が戸惑います。また、名字だけを書いて贈り主が特定できない、中袋に金額や住所を書き忘れる、といった実務的な抜けも頻繁に起こります。

相手が整理する場面を想像すると、書くべき項目が見えてきます。七五三では、写真撮影や食事会の日と参拝の日が別になっている家庭も多く、渡す日を先方に確認しておくと行き違いを防げます。

マナー・注意点

  • 「3歳・5歳・7歳」で行事の意味(髪置・袴着・帯解)が異なるが、表書きは「七五三御祝」で共通可。
  • 千歳飴・着物関連品も実用的。
  • 本人より親に渡す形で問題ない。

よくある質問

七五三のお返しは必要?

本来お返しは不要とされますが、子どもの晴れ姿の写真・千歳飴・赤飯などを「内祝い」として贈る家庭もあります。地域や家庭の慣習に合わせてください。

3歳・5歳・7歳それぞれ全部贈るべき?

近い親族なら3回とも贈るのが一般的ですが、関係性によっては印象的な年齢(特に7歳の最終回)だけにする家庭もあります。

七五三の表書きは何と書きますか?

「七五三御祝」「祝七五三」が具体的で分かりやすい表書きです。「御祝」でも通じます。年齢に応じて「御髪置御祝」「御袴着御祝」「御帯解御祝」という古式の表書きもありますが、現在はあまり使われません。

七五三のお祝いはいつ渡しますか?

11月15日が本来の日ですが、近年は10月から11月の都合のよい休日に参拝する家庭が増えています。参拝日の1〜2週間前までに渡すのが目安です。日取りは先方に確認しておくと確実です。

七五三にお返しは必要ですか?

子どもへのお祝いは原則としてお返し不要とされています。ただし記念写真を添えてお礼状を送る、食事会に招くといった形で感謝を伝える家庭が多く見られます。

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更新日: 2026-08-13