ニッチッチ
御中元 / 御歳暮
季節の贈答(年中行事)

お中元・お歳暮

おちゅうげん・おせいぼ

蝶結び水引 紅白 / 5本熨斗あり
表書き(第一選択)御中元 / 御歳暮
水引蝶結び・紅白
本数5本
熨斗あり(鮑のし)

お中元・お歳暮は感謝を込めた季節の贈答で、慶弔ではないため水引は紅白5本の蝶結びを用い、表書きは「御中元」「御歳暮」と季節に応じて書き分けます。お中元の時期は関東で7月初旬〜15日、関西で7月中旬〜8月15日と地域差があります。

お歳暮は12月初旬から20日頃までが目安です。時期を逃した場合は「暑中御見舞」「残暑御見舞」「御年賀」「寒中御見舞」に切り替える慣習があります。

一度贈り始めたら毎年継続するのが原則で、やめる場合は最後に丁寧に贈って区切りをつけるのがマナーです。

表書きの選び方

第一選択御中元 / 御歳暮
他に使える表書き
お中元お歳暮暑中御見舞残暑御見舞寒中御見舞

水引の選び方と意味

結び方
蝶結び
紅白
本数
5本

毎年繰り返す季節の贈答として蝶結び。慶弔ではなく感謝の表現。

渡すタイミング

お中元:7月初旬〜15日(関東)/7月中旬〜8月15日(関西)。お歳暮:12月初旬〜20日頃。

金額の目安

3,000〜5,000円が一般的(特にお世話になった相手は5,000〜10,000円)。

関係性別の詳細 → お祝い金相場辞典

お中元・お歳暮の書き方(表書き・名前・中袋)

お中元・お歳暮はのし紙を品物にかける形が基本で、現金を包むことはほとんどありません。のし紙の上段中央に「御中元」または「御歳暮」、下段中央に贈り主の氏名を書きます。

濃い黒の毛筆または筆ペンを使います。会社として贈る場合は社名を入れ、必要に応じて代表者名を併記します。

配送する場合は、包装紙の内側にのし紙をかける「内のし」が一般的です。持参して手渡しする場合は、包装紙の外側にかける「外のし」にすると表書きがすぐ見えて丁寧な印象になります。

袋の選び方

お中元・お歳暮では現金ではなく品物を贈るため、のし袋ではなくのし紙を使います。水引蝶結び、紅白、5本が印刷されたものが基本です。

毎年繰り返す贈答なので、結び切りは使いません。品物の価格帯は3千〜5千円が中心で、目上の方や特にお世話になった相手には5千〜1万円程度にすることもあります。

一度贈り始めると翌年以降も続けるのが基本になるため、無理なく続けられる金額に設定するのが実務的な考え方です。

よくある間違い

最も多い間違いは、時期を外してしまうことです。時期を過ぎた場合は表書きを変える必要があり、お中元なら「暑中御見舞」「残暑御見舞」、お歳暮なら「御年賀」「寒中御見舞」に切り替えます。

また、喪中の相手に紅白の水引をかけたものを贈るのも避けるべき例です。この場合は水引やのしのない無地の奉書紙で包み、時期を少しずらして贈るのが配慮とされています。

目上の方に商品券や現金を贈るのも、金銭的な援助と受け取られかねないため避けるのが一般的です。

マナー・注意点

  • お中元・お歳暮は一度始めると毎年継続が原則。やめる場合は最後に一度きちんと送って区切りをつける。
  • 時期を逃したら:お中元後は「暑中御見舞」「残暑御見舞」、お歳暮後は「御年賀」「寒中御見舞」に切り替える。
  • 喪中の相手にも、お中元・お歳暮は感謝の贈り物として贈っても問題ない(紅白でなく無地のしを選ぶ配慮も)。
  • デパートからの宅配でも、のし・表書きを忘れず指定する。

よくある質問

喪中の相手にお中元・お歳暮は贈ってよい?

感謝を伝える贈答であり、お祝いではないため贈っても問題ありません。紅白の水引を避け、無地ののし紙にする配慮をするとより丁寧です。

お中元の時期を逃したら?

立秋(8月7日頃)前なら「暑中御見舞」、立秋以降〜8月末は「残暑御見舞」として贈るのが定番です。お歳暮の時期を過ぎたら「御年賀」「寒中御見舞」に切り替えます。

お中元・お歳暮はやめてもいい?

事情が変わった場合はやめても問題ありませんが、急にやめると不躾なので、最後の年に「これまでありがとうございました」の意を込めて丁寧に贈り、翌年からはお礼状や年賀状でつながりを保つのが望ましいとされます。

お中元の時期を過ぎたらどうしますか?

表書きを変えます。立秋(8月7日ごろ)までは「暑中御見舞」、立秋を過ぎたら「残暑御見舞」とします。お歳暮の時期を過ぎた場合は、年明けに「御年賀」、松の内を過ぎたら「寒中御見舞」に切り替えます。

喪中の相手にお中元・お歳暮を贈ってもいいですか?

贈ること自体は問題ありません。お中元・お歳暮はお祝いではなく感謝を伝える贈答だからです。ただし紅白の水引は避け、無地の奉書紙などで包み、時期を四十九日以降に少しずらすのが配慮とされています。

内のしと外のしはどう使い分けますか?

配送する場合は包装紙の内側にかける内のし、持参して手渡しする場合は外側にかける外のしが一般的です。外のしは表書きがすぐ見えるため、直接お渡しする場面で丁寧な印象になります。

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更新日: 2026-08-13