御霊前
弔事(一度きりが望ましい)
香典・御霊前
こうでん・ごれいぜん
結び切り水引 黒白 / 5本(標準)/7本以上は高額時熨斗なし
表書き(第一選択)御霊前
水引結び切り・黒白
本数5本(標準)/7本以上は高額時
熨斗なし
香典は通夜・葬儀・告別式で故人への弔意を表し、遺族の負担を分かち合う贈り物です。「不幸が二度と繰り返さないように」の意で結び切り(またはあわじ結び)の水引を用い、蝶結びは絶対に使いません。色は関東以南一般では黒白、関西の法事では黄白、高額包みでは双銀が選ばれます。表書きは宗派で異なり、四十九日までは「御霊前」(最も汎用)、四十九日以降は「御仏前」、浄土真宗は通夜から「御仏前」、神道は「御榊料」「玉串料」、キリスト教は「御花料」となります。お札は「準備していた」印象を避けるため新札を使わず、上包みの折り返しは「上を下にかぶせる」のが弔事の作法です。
表書きの選び方
第一選択御霊前
他に使える表書き
御香典御香料御仏前(四十九日以降・浄土真宗)御榊料 / 玉串料(神道)御花料(キリスト教)
水引の選び方と意味
結び方
結び切り
色
黒白
本数
5本(標準)/7本以上は高額時
「不幸が二度と繰り返さないように」の意で結び切り(あわじ結び)を用いる。蝶結びは絶対に用いない。
渡すタイミング
通夜または葬儀・告別式の受付で渡す。両方参列する場合は通夜のみで可。
マナー・注意点
- 香典に新札は避ける(『あらかじめ準備していた』印象を避けるため)。やむを得ず新札の場合は一度折って入れる。
- 宗派が分からない場合は「御霊前」が最も汎用(ただし浄土真宗は四十九日前から「御仏前」が正式)。
- 袱紗(ふくさ)は寒色系(紺・灰・紫)。慶事用の暖色系は使わない。
- 上包みの折り返しは「上を下にかぶせる」(弔事の折り方)。慶事と逆。
- 地域差:関西・北陸の一部は法事で黄白を用いる。
よくある質問
「御霊前」と「御仏前」はどう使い分ける?
一般的には四十九日(忌明け)までは「御霊前」、四十九日以降の法事は「御仏前」を使います。ただし浄土真宗は「亡くなった瞬間に成仏する」教義のため通夜から「御仏前」を用います。宗派が不明な場合は「御霊前」が最も無難ですが、浄土真宗の可能性も考慮し心配なら「御香典」も汎用的です。
なぜ香典は新札を避ける?
新札は事前に銀行で準備したものとなり、「死を予測して準備していた」印象を与えるためです。やむを得ず新札しかない場合は、一度二つ折りにしてから入れます。
袱紗の色は何を選べばよい?
弔事は寒色系(紺・灰・濃緑・紫)を選びます。紫は慶弔両用で持っておくと便利です。慶事用の赤・朱・暖色系は使いません。
上包みの折り方が慶事と逆なのはなぜ?
慶事は「喜びを受け止める=下を上にかぶせる」、弔事は「悲しみを流す=上を下にかぶせる」と覚えます。逆に折ると逆の意味になるため特に注意が必要です。
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一覧へ →更新日: 2026-05-28