洗濯機が排水しない
洗濯槽に水が残ったまま進まない、または排水の途中で止まる状態です。
考えられる原因
糸くずフィルターの詰まり、排水ホースの折れ・たるみ、排水口の詰まりが三大原因です。排水ポンプの故障はその次に疑います。
なぜ洗濯機は排水しないの?
洗濯機は排水の工程で、水位センサーが「規定時間内に水位が下がったか」を監視しています。ポンプを回しても水位が下がらないと、機械は排水経路のどこかが塞がっていると判断して運転を止めます。
水があふれるのを防ぐための安全機能なので、止まること自体は正常な動作です。メーカーによって表示されるコードは違いますが(PanasonicのU11、日立のC02など)、検知している内容と原因はほぼ共通しています。
つまりコードが分からなくても、排水経路を上流から順にたどれば原因にたどり着けます。
自分でできる確認・対処の手順
- 電源プラグを抜き、水がこぼれてもよいようタオルを用意する
- 糸くずフィルター(排水フィルター)を取り出して、たまった繊維を洗い流す
- 排水ホースが折れていないか、途中で山なりに持ち上がっていないか確認する
- 排水ホースを抜いて排水口のフタとトラップを外し、髪の毛やぬめりを落とす
- 元通りに組み直し、少量の水で試運転して排水されるか確認する
この3か所で原因の大半が説明できます。順番に意味があり、最も詰まりやすいのが糸くずフィルター、次に洗濯機を動かしたときに折れやすい排水ホース、最後に長年の汚れがたまる排水口です。
洗濯機を移動させた直後に起きた場合は、ホースの折れがまず疑わしくなります。逆に何年も掃除していない場合は排水口の可能性が高まります。
いつから起きたかを思い出すと、確認の順番を絞り込めます。
どこからは業者に頼むべき?
3か所すべてを確認しても改善しない場合は、排水ポンプの故障か水位センサーの不具合が考えられます。どちらも分解が必要なので修理を依頼してください。
加えて、焦げくさい臭いがする、本体の下から水が漏れている、いつもと違う大きな音がするといった症状を伴う場合は、原因の切り分けを待たずにその場で使用を中止してください。防水パンの下に手が入らない設置では、無理に排水口を分解せず業者に任せるほうが安全です。
再発を防ぐには
糸くずフィルターを数回の洗濯に一度は掃除する習慣が、最も効果のある予防策です。排水ホースは洗濯機を動かすたびに折れやすいので、設置後に必ず経路を目で追ってください。
洗剤の入れすぎも溶け残りが配管にたまる原因になるため、計量して規定量を守ります。年に一度は排水口を外して洗浄すると、ぬめりの蓄積による詰まりを防げます。
この症状に対応するメーカー別のエラーコード
画面にコードが表示されている場合は、そちらのページのほうが具体的です。
よくある質問
メーカーによって表示は違いますか?
コードの文字は違いますが、検知している内容はほぼ共通です。PanasonicのU11、日立のC02などが排水関連の代表例です。表示が読み取れなくても、排水経路を上流から順に確認すれば原因にたどり着けます。
水が残ったまま動かないときの応急処置は?
排水ホースを排水口から抜き、先端をバケツより低い位置に下げると、重力で水を抜けます。大量に出るのでバケツを複数用意してください。槽内の水を抜いておくと、臭いやカビの発生を抑えられます。
掃除しても直りません。
排水ポンプの故障か水位センサーの不具合が考えられます。分解が必要なため修理を依頼してください。型番を控えておくと問い合わせがスムーズです。
排水口の掃除はどれくらいの頻度で必要ですか?
年に一度が目安です。髪の毛や洗剤カスが徐々に蓄積するため、詰まってから対処するより定期的に外して洗うほうが簡単です。防水パンの下に手が入らない設置の場合は、業者の定期清掃を検討してください。
型番別の正確な情報を確認
機種・型番により意味が異なる場合があります。お手元の型番でメーカー公式の最新情報を必ずご確認ください。
メーカー公式・型番別の情報を調べる →関連のエラーコード
一覧へ →更新日: 2026-08-13