洗濯機が給水されない
運転を始めても水が入ってこない、または給水に時間がかかりすぎて止まる状態です。
考えられる原因
蛇口が開いていない、給水ホースの折れ、給水口フィルターの詰まりが三大原因です。断水や凍結も含まれます。
なぜ洗濯機は給水されないの?
洗濯機は給水弁を開いてから、規定時間内に水位が上がるかを監視しています。時間内に規定水位へ達しないと、機械は水が来ていないと判断して運転を止めます。
空のまま運転を続けるとヒーターやポンプを傷めるため、これも保護のための仕組みです。原因の大半は洗濯機本体ではなく給水経路側にあり、上流から順に確認すれば見つかります。
メーカーによって表示されるコードは異なりますが(PanasonicのH01、日立のC09など)、検知している内容は共通です。
自分でできる確認・対処の手順
- 他の蛇口から水が出るか確認する(断水の切り分け)
- 洗濯機用の蛇口が最後まで開いているか確認する
- 給水ホースが折れたり潰れたりしていないか確認する
- 蛇口を閉めてホースを外し、給水口のフィルター(ストレーナー)の目詰まりを洗い流す
- 元通りに接続し、蛇口を開けて再運転する
見落とされやすいのが給水口のフィルターです。洗濯機側のホース接続部の内側にある小さな網で、砂や配管の錆が長年かけて詰まります。
ここが詰まると水量が落ち、規定時間内に水位が上がらなくなります。歯ブラシで軽くこすって水洗いすれば復旧します。
作業前には必ず蛇口を閉め、電源プラグを抜いてください。集合住宅では、同時に大量の水を使っていて水圧が下がっていることもあります。
どこからは業者に頼むべき?
蛇口・ホース・フィルターをすべて確認しても改善しない場合は、給水弁(電磁弁)の故障が考えられます。分解が必要なため修理を依頼してください。
また、給水ホースは経年で硬化して破裂することがあり、水漏れ事故につながります。ホースにひび割れや膨らみが見える場合は、エラーの有無にかかわらず交換してください。
冬季に凍結が疑われる場合は、熱湯をかけず自然に解けるのを待つか、ぬるま湯でゆっくり温めてください。
再発を防ぐには
給水口のフィルターは半年から1年に一度、外して洗うと目詰まりを防げます。古い建物では配管の錆が流れ込みやすいため、頻度を上げるとよいでしょう。
長期間留守にする場合は蛇口を閉めておくと、ホースやパッキンにかかる水圧が減って劣化を抑えられます。給水ホースは数年ごとの点検・交換が推奨されています。
この症状に対応するメーカー別のエラーコード
画面にコードが表示されている場合は、そちらのページのほうが具体的です。
よくある質問
他の蛇口からは水が出るのにエラーになります。
洗濯機用の蛇口が開ききっていないか、給水ホースの折れ、給水口フィルターの目詰まりが考えられます。フィルターは見落とされやすいので、蛇口を閉めてからホースを外して確認してください。
冬にだけ起きるのですが、なぜ?
給水経路の凍結が疑われます。無理に運転を続けず、自然に解けるのを待つか、ぬるま湯をかけてゆっくり温めてください。熱湯をかけると配管やホースが破損するため避けてください。
風呂水給水でも同じ症状が出ますか?
出ることがあります。ホースの先が湯船の水に十分沈んでいない、ポンプのフィルターが詰まっている、ホース内に空気が入っているといった理由で吸い上げがうまくいかない場合です。水道給水のみのコースで試すと切り分けられます。
給水ホースはいつ交換すべきですか?
ひび割れや膨らみが見えたら交換してください。経年で硬化して破裂すると、水漏れ事故につながります。目安として数年ごとの点検が推奨されており、引っ越しや洗濯機の買い替えのタイミングで新しくするのが確実です。
型番別の正確な情報を確認
機種・型番により意味が異なる場合があります。お手元の型番でメーカー公式の最新情報を必ずご確認ください。
メーカー公式・型番別の情報を調べる →関連のエラーコード
一覧へ →更新日: 2026-08-13