20Gは何ミリ?
約0.8mmです。AWG規格の技術値は0.812mm。 ゲージは数値が小さいほど太い単位です。
なぜこの太さが使われるのか
ゲージという単位は、もともと針金の太さを表すアメリカのAWG規格から来ています。計算式が決まっており、番号が1つ小さくなるごとに太さが約1.12倍になります。
この規格をボディピアスが流用したため、直感に反して「数値が小さいほど太い」という並びになっています。20Gが鼻翼に選ばれるのは、鼻翼が皮膚と薄い軟骨で構成されており、太い軸を通すと安定するまでの負担が大きくなるためです。
一方で細すぎる軸は、皮膚が動いたときに一点に力が集中しやすくなります。0.8mm前後は、鼻翼の組織の厚みに対して負担と安定性の釣り合いが取りやすい範囲として選ばれてきました。
20Gを使う部位
20Gが最も多く使われるのは鼻翼(ノストリル)です。加えて、細い軸を好む場合の耳たぶ(ロブ)にも使われます。
日本で市販されているファッションピアスは0.8mm前後と1.0mm前後のものが多く、20Gはその細い側にあたります。軟骨部位(ヘリックス・トラガス・コンクなど)では16G以上の太さが標準とされるため、20Gが選ばれることはほとんどありません。
隣のゲージとの違い
1つ太い18Gは1.0mm、1つ細い22Gは0.6mmです。20Gと18Gの差は0.2mmしかありませんが、断面積で見れば1.5倍以上の違いになります。
そのため、20Gのホールに18Gのピアスは通りません。逆に18Gのホールに20Gを入れると軸が細すぎて安定しにくくなります。
買い替えのときは、いま入っているピアスのゲージを確認してから選ぶのが確実です。
流通と素材の傾向
20Gはファッションピアスとして広く流通しており、サージカルステンレス・チタン・K18・シルバーなど素材の選択肢も豊富です。ただしボディピアス専門の製品は16G・14Gを中心に展開されるため、20Gではデザインの幅がやや狭くなります。
金属アレルギーが心配な場合は、軸の素材表記を確認してください。素材ごとの傾向は当サイトのアクセサリー金具の素材辞典にまとめています。
拡張(ストレッチング)との関係
20Gから太いサイズへ移る場合、一般には18G、16Gと段階を追って進める方法がとられます。段を飛ばすと組織に負担がかかるとされており、期間の置き方も含めて判断は施術者に相談してください。
当サイトは寸法の対応表を示すもので、拡張の可否や進め方を判断するものではありません。
よくある間違い
よくある取り違えは、ゲージの大小を逆に覚えてしまうことです。「20Gより22Gのほうが太い」と思って買うと、軸が細すぎて合いません。
もう一つ多いのが、mm表記とゲージ表記が混在した商品を比べるときの混乱です。0.8mmと表記されていれば20G相当ですが、店によっては技術値の0.81mmや0.812mmと書かれていることもあります。
同じ太さを指しているので問題ありません。
よくある質問
20ゲージは何ミリですか?
約0.8mmです。AWG規格の技術値は0.812mmで、業界では0.8mmと丸めて表記されます。商品によって0.8mm・0.81mmと書き方が違っても、同じ太さを指しています。
20Gと18Gはどちらが太いですか?
18Gのほうが太いです。ゲージは数値が小さいほど太くなる規格なので、18G(1.0mm)が20G(0.8mm)より太くなります。20Gのホールに18Gのピアスは通りません。
鼻ピアスは何ゲージが一般的ですか?
鼻翼(ノストリル)では20Gまたは18Gが一般的です。鼻中隔(セプタム)は部位の構造が違うため14G前後が標準とされ、同じ「鼻ピアス」でも太さが変わります。
20Gのピアスを耳たぶに使えますか?
使われることはありますが、日本の耳たぶピアスは18G前後が標準です。すでに開いているホールの太さに合わせるのが基本で、細い軸を入れるとホールが徐々に締まっていくことがあります。
ほかのゲージの太さ
全サイズ(24G〜00G)の一覧と、mmからゲージを逆引きする換算はピアスゲージ・mm換算ツールにあります。