16Gは何ミリ?
約1.2mmです。AWG規格の技術値は1.291mm。 ゲージは数値が小さいほど太い単位です。
なぜこの太さが使われるのか
軟骨部位で16Gが標準とされるのは、軟骨が耳たぶより硬く、可動も少ないためです。硬い組織に細い軸を通すと接触面が狭く、力が一点に集中しやすくなります。
太い軸は接触面が広がるぶん、局所への負担が分散します。加えて、軟骨部位はピアスが引っかかったときの衝撃が大きく、軸そのものの強度も必要になります。
1.2mm前後は、この二つの要求に対して現実的な釣り合いが取れる太さとして定着しました。ゲージ自体はAWG規格由来の単位で、番号が1つ小さくなるごとに約1.12倍太くなります。
16Gを使う部位
16Gが使われる代表的な部位は、ヘリックス(耳の外側の軟骨)、トラガス(耳珠)、ダイス(耳の内側の軟骨)です。加えて、太めを好む場合の耳たぶ(ロブ)や、リップ(口唇)にも使われます。
コンクやインダストリアル、舌、へそなどはさらに太い14Gが標準とされます。海外のボディピアスブランドは16Gと14Gを主軸に展開しているため、デザインの選択肢が広いのもこの太さです。
隣のゲージとの違い
1つ太い14Gは1.6mm、1つ細い18Gは1.0mmです。16Gと14Gの差は0.4mmで、ゲージの隣同士としては体感しやすい差になります。
16Gのホールに14Gは通らず、14Gのホールに16Gを入れると軸が余ります。軟骨部位のピアスを買い替えるときは、16Gと14Gのどちらで開けたかを確認してください。
表記が分からない場合は、いま入っているピアスをノギスで測るか、施術先に確認するのが確実です。
流通と素材の傾向
16Gはボディピアスの主力サイズで、ストレートバーベル、リング、ラブレットなど形状の選択肢が最も広い太さです。素材もサージカルステンレス316L、チタン、ニオブ、K18などが揃います。
一方で日本の一般的なファッションピアス売り場は18Gが中心のため、16Gはボディピアス専門店や通販のほうが探しやすい傾向があります。素材ごとの金属アレルギー傾向は、当サイトのアクセサリー金具の素材辞典を参照してください。
拡張(ストレッチング)との関係
16Gから14Gへの移行は0.4mmの差があり、耳たぶより軟骨部位のほうが慎重に扱われます。軟骨は伸びにくい組織とされ、拡張の考え方が耳たぶとは異なります。
進め方や可否の判断は必ず施術者に相談してください。当サイトは寸法の対応表を示すもので、施術判断を行うものではありません。
よくある間違い
多いのは、軟骨部位に18G(1.0mm)のファッションピアスを使ってしまうことです。軸が細く、ホールとの間に余裕ができて安定しにくくなります。
もう一つは、長さの確認漏れです。16Gという表記は太さだけを表しており、軸の長さ(内径)は別の数字です。
部位によって必要な長さが違うため、太さと長さの両方を確認してください。部位別の長さの目安は換算ツールの一覧表にまとめています。
よくある質問
16ゲージは何ミリですか?
約1.2mmです。AWG規格の技術値は1.291mmで、業界では1.2mmと丸めて表記されます。商品に1.2mm・1.29mmと書かれていても同じ太さを指しています。
16Gと14Gはどちらが太いですか?
14Gのほうが太いです。16Gが1.2mm、14Gが1.6mmで、ゲージは数値が小さいほど太くなります。差は0.4mmあり、16Gのホールに14Gのピアスは通りません。
ヘリックスやトラガスは何ゲージですか?
16G(1.2mm)が標準とされます。軟骨は耳たぶより硬く、細い軸では力が一点に集中しやすいためです。ただし施術者の方針や部位の状態で変わることがあるため、施術先に確認してください。
16Gは何ミリの穴が開きますか?
軸の太さが約1.2mmなので、ホールの内径もおおむね1.2mm前後になります。ただし組織の状態によって完全に一致するわけではなく、同じ16Gのピアスでも通しやすさに差が出ることがあります。
口と耳で同じ16Gなら同じピアスが使えますか?
太さは同じでも、必要な軸の長さと形状が違います。口周りは腫れや動きを考慮した長さが選ばれ、形状もラブレットなど部位向きのものが使われます。太さだけで選ばないよう注意してください。
ほかのゲージの太さ
全サイズ(24G〜00G)の一覧と、mmからゲージを逆引きする換算はピアスゲージ・mm換算ツールにあります。