E3:ダイキン エアコン
室外機側の高圧異常(圧力センサー保護動作)を知らせる表示です。
考えられる原因
室外機の吹き出し・吸い込みが塞がれている、室外機まわりの放熱が悪い、フィルターの極端な目詰まり、冷媒系統の異常などが原因として考えられます。
なぜ「E3」が表示されるの?
エアコンの冷媒回路は、圧縮機が冷媒を圧縮して高温高圧にし、室外機で熱を放出する仕組みです。放熱がうまくいかないと圧力が上がりすぎ、機器の破損や事故につながります。
そのため高圧側にセンサーを設け、危険な圧力に達する前に運転を止める保護動作が働きます。この表示は「壊れた」ではなく「危険を避けて止めた」という意味合いが強いものです。
自分でできる確認・対処の手順
- ブレーカーを落として数分待ち、再度入れて復帰するか確認する
- 室外機の前後・周辺に物が置かれていないか確認し、風通しを確保する
- 室内機のフィルターを掃除する
- 屋根置きで日射が強い場合は日除けを検討する(ただし吹き出しは絶対に塞がない)
- 繰り返す場合は冷媒系統の点検が必要なため業者に相談する
放熱を妨げている要因を取り除くのが第一です。室外機の前や周囲に物が置かれていないか、吹き出し口が塞がれていないか、熱交換器のフィンにほこりや落ち葉が詰まっていないかを確認してください。
真夏の直射日光や、狭い場所への設置も放熱を妨げます。これらは利用者でも改善できる範囲です。
どこからは業者に頼むべき?
周囲を片付けても再発する場合は、室外機のファンモーターの故障、圧力センサーの不具合、冷媒の過充填などが考えられます。いずれも専門的な診断が必要です。
何度も保護停止を繰り返すと圧縮機を傷めるため、繰り返す場合は運転を控えて点検を依頼してください。
再発を防ぐには
室外機の周囲は、説明書に示された間隔を確保してください。前面を塞がないことがとくに重要です。
フィンのほこりは季節の変わり目に柔らかいブラシで払うと放熱効率が保てます。直射日光が強く当たる場合は、風の通り道を塞がない形で日よけを設けると負荷が下がります。
よくある質問
E3は自分で直せますか?
室外機まわりの清掃・障害物除去・フィルター掃除で改善することもありますが、繰り返す場合は冷媒回路や基板の不具合が考えられ、ユーザー側での修理は不可です。エアコンの故障の中でも対応が難しい部類のため、早めに業者へ相談してください。
室外機に水をかけて冷やしてもいい?
メーカーが推奨していない方法です。電装部に水がかかると故障や漏電の原因になります。日よけを設ける、周囲の物をどけるなど、風の通りを良くする方向で対処してください。
エラーが消えたので使い続けて大丈夫?
一度でも保護停止した場合は、放熱を妨げる原因がなかったか確認してください。原因を残したまま使い続けると圧縮機に負担がかかり、より高額な故障につながります。
真夏の暑い日にだけ出ます。故障ですか?
外気温が高いと放熱しにくくなり、高圧側の圧力が上がりやすくなります。そのため夏場の高温時にだけ保護動作が働くことがあります。故障とは限りませんが、室外機の周囲を片付けて風の通りを良くする、直射日光を避ける(風路を塞がない日よけを設ける)といった対策で改善することが多い症状です。改善しなければ点検を依頼してください。
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一覧へ →更新日: 2026-08-13