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金具・素材辞典

プラチナ(Pt900/Pt950)

Platinum

Pt900Pt950Pt1000PLAT
アレルギーリスク 低い(金属アレルギーが起きにくい)
主成分純プラチナ90〜100%+パラジウム等
価格帯
変色変色しない(化学的に安定)
用途結婚指輪・婚約指輪、ハイジュエリー、留め具。

プラチナは天然の白い貴金属で、化学的に非常に安定しているため変色せず、アレルギーも起きにくい素材です。日本では結婚指輪の素材として圧倒的なシェアを持ちます。

Pt900・Pt950などの数字はプラチナの純度を千分率で示します(Pt900 = 90.0%)。価格は金より高いことが多く、希少性が反映されています。

なぜこの評価になるの?

プラチナがアレルギーを起こしにくいとされるのは、化学的に非常に安定していて金属イオンが溶け出しにくいためです。ただし宝飾品のプラチナは純度100%ではなく、強度を出すために他の金属を混ぜた合金です。

Pt900なら90%がプラチナで、残り10%にパラジウムなどが使われます。このパラジウムがアレルギーの原因になることがあるため、「プラチナだから絶対に安全」とは言えません。

純度と割金(わりがね)の種類が実際のリスクを左右します。なお、実際に症状が出るかどうかは個人差が非常に大きく、ここに書いた傾向はあくまで一般的な目安です。

かゆみ・赤み・水ぶくれなどが出た場合は使用を中止し、皮膚科を受診してください。

選び方・向いている用途

結婚指輪や長く使うジュエリーの定番素材です。Pt900とPt950では純度が異なり、Pt950のほうがプラチナの比率が高くなります。

アレルギーが心配な場合は、割金にパラジウムを使っていないタイプを扱う店もあるため、購入前に相談してみてください。白い金属の中では変色しにくく、メッキではないため色落ちの心配もありません。

価格は高めですが、資産価値と耐久性を考えると長期的には合理的な選択です。

経年変化と長持ちさせる扱い方

変色にはきわめて強く、日常的な使用で色が変わることはほとんどありません。ただし柔らかい金属なので細かい傷は付きます。

使い込むと表面に無数の細かい傷が入り、独特のマットな風合いに変化します。輝きを取り戻したい場合は、購入店やジュエリー工房で研磨を依頼できます。

日常のお手入れは中性洗剤を薄めたぬるま湯と柔らかいブラシで十分です。

アレルギーへの傾向(目安)

個体差大

アレルギーが起きにくい高級貴金属。Pt900は純プラチナ90%+他金属10%、Pt950は95%。日本では結婚指輪の素材として圧倒的に人気。

※ 個人差が大きく、本ページは医療情報・診断ではありません。症状が出たら使用を中止し、皮膚科で相談してください。

加工・特性

重く(金より重い)、白く美しい光沢。硬度はやや低いため、傷は付きやすいが粘りがあり欠けにくい。

お手入れ

中性洗剤を薄めたぬるま湯で洗い、柔らかい布で拭く。長く使うと細かい擦り傷が増えるため、定期的なプロの磨きで新品同様に戻せる。

よくある質問

プラチナと「ホワイトゴールド」は同じ?

違います。プラチナは白い天然金属、ホワイトゴールドは金にパラジウムや銀等を混ぜて白くした合金で、表面にロジウムメッキを施したものです。経年でメッキが摩耗するとホワイトゴールドは黄色みが出てきます。

プラチナなら金属アレルギーは起きませんか?

起きにくいとされますが、絶対ではありません。宝飾品のプラチナは合金で、Pt900なら10%は別の金属です。この割金にパラジウムなどが使われており、そこに反応する場合があります。心配な場合は割金の種類を確認してください。

Pt900とPt950はどちらがいいですか?

Pt950のほうがプラチナの比率が高く、変色や金属アレルギーの観点では有利です。一方でPt900のほうが硬く、傷が付きにくいという利点があります。用途と好みで選び分けられます。

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更新日: 2026-08-13